帝国ニュース 10月16日号に 社長インタビューが掲載されました。
2017年12月12日 5:04 pm
帝国データバンクさんが発行している、帝国ニュース2017年10月16日号に、万葉建設社長の佐々木俊一のインタビューが掲載されました!
—–以下、記載記事—–
高齢者や障害者向け施設の建築で地域貢献を
木造住宅の建築、リフオームで自業基盤を築いてきた万葉建設(株)。自治体や企業の施設、工場などの工事も手がけてきた同社は、ここに来てサービス付き高齢者住宅の建築にも力を注いでいる。同社代表取締役社長の佐々木俊一氏に話を聞いた。
--御社の事業内容について教えてください
当社は、木造建築工事を手がけるほか、住宅リフォーム工事、企業のオフィスや工場、官公庁の施設などの新築・改修・保守工事を行っています。
木造建築工事は、在来工法での一般住宅の新築工事を主体としています。2007年4月からは耐震性・耐久性・省エネを追求した注文住宅「万葉のひのきの家」を発売。また、3世代にわたるお付き合いを目指して、「万葉のリフォームJを提案し、新築及びリフォームどちらにも対応しています。
また施設の新築・改修・保守工事については、地元八千代市の工業団地内の企業をはじめとする一般企業、国-県・市などの官公庁及び独立行政法人・特殊法人などから大型施設の新築工事、大規模改修工事、耐震改修工事、外構工事、土木造成工事などを受注しています。
さらに、ここ数年は高齢者や障害者向けの住宅や施設の建築工事も大きな柱として、受注に注力してきました。
--御社の特長は
商号の「万葉」というのは、万葉集からとったわけではありません。2005年に夫婦二人で会社をスタートしましたが、双葉から一枚一枚葉を増やし、「幸せの葉っぱ(笑顔)を一万枚つなげたい」という思いから「万葉」とつけました。
業歴は10年余りですが、地元顧客からの紹介に当社のセールスポイントは技術力にあります。当社では資格取得支援制度を充実させてきました。私自身も元々は、ゼネコンで現場監督をしていましたが、現場スタッフはすべてが建築関連の有資格者で少数精鋭、業務経験も豊富です。また建築だけにこだわらず、土木の専門家などもいますから幅広く対応できますし、現場の協力会社、職人の方々も確かな技術力を持っています。
--高齢者や障害者向け施設の建築に注力していますね
建築業界では、かつてサービス付き高齢者住宅の建築がブームとなりましたが、今は落ち着いてきました。でも、まだまだ需要はあり、県内では未だに施設が不足している状態です。
2014年には高齢者住宅研究会千葉支部を発足させました。この研究会は、高齢者福祉に関わるプロのネットワークを形成することにより、高齢者が安心して暮らせる衣食住、介護・医療サービスの環境整備を促進することを目的としています。具体的には、国が助成する「サービス付き高齢者向け住宅」の整備をサポートするため、サービス事業者などと連携し、高齢者のための安心・安全な住まいづくりを行っています。
高齢者や障害者には社会参加、社会復帰に向けた施設づくりが必要です。当社では土地の提供者と施設の運営業者の聞に入ってコーデイネーターを務め、建築の分野でお手伝いしています。
--今後の抱負を教えてください
今後も高齢者住宅や障害者向け施設の建築に注力し、社会的弱者の支援のために安心・安全な住まいを提供していきます。将来的には障害者向けに就労支援の施設を建築し、自社で運営することも考えています。
社会貢献という意味では、5年ほど前から始め、毎年恒例となった八千代市新川のボランテイア清掃を、今後も続けていきます。
また、地元で23年ぶりに開催の大相撲八千代場所の協賛企業となり、10月5日に市民体育館で成功裏に終わりました。かつて、わんぱく相撲の大会委員長をしたことがありますが、今回も少しでも地域のお役に立てればと協賛して、土俵造りもお手伝いさせていただきました。
今後も、地域のCSR活動に積極的に取り組んで行きたいと思います。